調子が良い身体とは何でしょう?
アロマでメンタルケアと、ダンスセラピーにはまったリンリンです。
最近、ダンスセラピー(ムーヴメントセラピーとも言います)の本を読んで、
「調子がいい身体」についての考え方が変わりました。
朝起きて、痛いところも痺れるところもなく、手、足は自由に動ける。
このような身体は調子がいいとは言えないですか?
以前なら、この答えは正しいと思いました。
しかし今は、メンタルとフィジカルが調和していないと「調子が良い身体」だと思いません。
メンタルもフィジカルも身体の一部で、お互いに影響しています。
メンタルとフィジカルが調和していない状態なら、身体は上手く働かない。
メンタルとフィジカルの関係
例えば、暑すぎる、寒すぎる、痒み、痛み、騒音など、フィジカルの負担が限界を超えた時、
集中して仕事するのは難しい。
逆に、イライラ、不安、緊張等メンタルにトラブルがある時、
思わずボディの一部は震えたり、拳を握ったりして、筋肉は固まって同じく身体は上手く働けません。
フィジカルだけの問題なら、整体、ストレッチ、揉みほぐしなどの方法で解決できますが、
メンタルの問題によりフィジカルの不調をきたすと、ボディだけの施術では、なかなか解決できないようです。
または、マッサージで楽になりましたが、家に帰ったらすぐに元の様子に戻ってしまった。
こんな時、詳しくカウンセリングをしたアロマセラピーの施術は一番いいと思います。
しかし、カウンセリングが苦手、面倒だと思って、拒否する人も少なくはないです。
何故、詳しくカウンセリングしなければいけない理由は、正しくエッセンシャルオイルを選ぶ為です。
精油選択を導くカウンセリング
例えば、最近イライラしやすいと訴える人に質問をします。
Q1.イライラしている時、身体はどんな感覚ですか?
Q2.いつも何(誰)に対して、どんなきっかけでイライラになることが多いですか?
etc……
Q1に対して、暴力傾向がある人なら、イランイラン、ネロリ、ラベンダーなど、
副交感神経を優位にする精油を選びます。
状況によってペパーミントを使って、許容量を大きくする時もあります。
同じ質問に対して、物忘れが酷くて、感覚が鈍くなる人もいます。
その時、香辛料系のジンジャーやブラックペッパーを選びます。
刺激を与えて感覚を取り戻す。
ですから、詳しく聞かずに、暴力傾向がある人に更に刺激を与えたら…
とても危険なのがわかりますね。
Q2についてもっと詳しくカウンセリングをしたら、その人の思考パターンや習慣がわかって、
日常生活で、その怒るスイッチを押さないような方法が見つかるかもしれません。
せっかくアロマテラピーを受けるなら、カウンセリングを拒否しないで、
自分のフィジカルとメンタルに本当に必要な精油を選びたいものです。
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